もう遅いなんてことはない
「英語を勉強するなら若いうちに始めないと」――そう思っている方は多いのではないでしょうか。私自身も50代になるまではそう感じていました。
けれど実際に英語を学び直してみて分かったのは、遅すぎることなんてない ということです。若いころのように一晩で大量に暗記することは難しくても、人生経験を積んだ今だからこそ「理解」しながら学べる力がついているのです。
記憶よりも理解で学ぶ
学生時代の勉強は「テストで点数を取るため」に単語帳を丸暗記するのが中心でした。でも50代になった今は、旅行の場面や実際の生活を思い浮かべながらフレーズを学ぶほうが記憶に残りやすいと気づきました。
例えば「Can I have a cup of coffee?」という表現も、カフェで注文する場面を思い描いて覚えれば、単なる英作文の一文ではなく「自分が使う言葉」として定着します。これは大人だからこその学び方だと思います。
忙しい日常の中で学ぶ
50代は、家事や仕事、家族のケアなどで「自分の勉強のためのまとまった時間」を確保するのが難しい年代です。私も同じように悩みました。
そこで取り入れたのが、「ながら学習」や「短時間の積み重ね」 です。
- 朝の身支度中に英単語アプリを1回だけ開く
- 通勤電車でフレーズを声に出してみる
- 寝る前に「今日あったこと」を1文だけ英語で書く
こうした小さな積み重ねが、半年、1年と経つうちに大きな変化をもたらしてくれます。
自分の成長を実感できる喜び
学び直しを始めた当初は、「三日坊主で終わるかも」と不安でした。けれど少しずつ「昨日よりも言える表現が増えた」「前よりリスニングが聞き取れる」と実感できるようになり、それが大きな励みになりました。
成長のスピードは若いころよりゆっくりかもしれませんが、確実に進んでいるという実感は何ものにも代えがたい喜びです。
学び直しの第一歩
「今からじゃ遅い」と思っていた自分に、今ならこう伝えたいです。
👉 「完璧を目指さなくていい。1日5分からで十分」
その小さな一歩を続けることで、気づけば自分の世界が広がっていきます。
50代からの英語学習は、「新しい人生の扉を開く鍵」になるのです。
📖 関連リンク:
👉 『50代からの英語勉強法 ― 忙しくても続けられる毎日5分の学習術』